用語集
産業洗浄・管内調査・管更生・産業廃棄物処理・光触媒に関する用語集です
空気清浄器(くうきせいじょうき)
空気中に浮遊する塵埃や花粉、ハウスダスト等を除去するための機器。空気清浄器とも表記される。また、エアクリーナーともいう。現在、一般的な家電製品として流通している空気清浄機の多くは、微粒子および臭気を取り除く機能を共に有している。
吸引車(きゅういんしゃ)
吸引機とタンクを装着した自動車(トラック)であり、公式には吸上車と称される。一般に屎尿運搬用の車両をバキュームカーという。同じ原理で液体を吸引し、運搬する車両は、水害時や水道管破断などにおける溢水、汚水回収、建設現場での泥水回収でも使われている。このような用途に使われる吸上車は、バキュームダンパーと呼ばれる。
活性炭(かっせいたん)
活性炭は、大部分の炭素のほか酸素、水素、カルシウムなどからなる多孔質の物質であり、その穴(細孔)に多くの物質を吸着させる性質がある。水のような分子量の小さい極性分子は吸着しにくく、粒状の有機物を選択的に吸着しやすい。これを利用して、脱臭、水質浄化、毒物中毒における毒の吸着等に用いられる。
勝山市(かつやまし)
勝山市は福井県嶺北地方北東部に位置し、恐竜の化石が多数出土することで有名な市である。フォーブスの「Forbes.com 世界でもっとも綺麗な都市トップ25」で9位に選ばれ、アジア地域では1位になった。周囲には国立公園や自然公園などが存在する自然豊かな土地であり、恐竜に関する国内最大級の博物館や、豊富な積雪量を誇るスキー場などが観光の中心となっている。
カビ(かび)
カビは菌糸と呼ばれる糸状の細胞からなり、胞子によって増殖する。生活空間では梅雨、台風の季節など湿気の多い時期・場所に、たとえば食物、衣服、浴室内などの表面に発生する。多くの場合で発生物の腐敗や劣化を起こし、食中毒やアレルギーの原因となったり独特の臭気を発生させる。その一方で、発酵食品や薬品(ペニシリンなど)を作るのに重要な役割をはたすものもある。
紙くず(かみくず)
紙くずとは、廃棄物処理法によると特定業種の生産工程で排出されるもの、生産後商品にならずに廃棄される紙製品などが含まれる。また、建築土木工事に伴って排出する紙製の諸材料・包装材なども含まれる。特定業種とは、パルプ・紙・紙加工品の製造業、新聞業(新聞巻取紙を使用して印刷発行を行うもの)、出版業、製本業、印刷物加工業がある。
がれき類(がれきるい)
がれき類は家屋・ビルなどの建物その他工作物などの撤去時に出るコンクリートや舗装補修工事で掘り起こされたアスファルトがらなどの廃棄物で、建設廃棄物の70%以上を占める。また、産業廃棄物の総排出量のうちでは約15%を占める。建設リサイクル法では、特定建設資材廃棄物に指定され、2010年の再資源化目標率は95%に指定されている。
管更生(かんこうせい)
管更生は、腐食や経年変化などの老朽化で機能が低下した下水道管路等を、新設ではなく既設管を利用し内面補修する工法である。下水管路の改築および修繕はこれまで開削工法が多く用いられてきたが、近年の技術革新により信頼度が上がっていることや車両交通および住民生活等への影響を考慮し、非開削工法を採用するケースが近年増えている。
管内清掃(かんないせいそう)
管内清掃は、管路内に土砂等が一定量以上堆積した場合に、管路および設備の機能回復や、悪臭や有毒ガス、害虫の発生を防ぐために土砂等を取り除く作業であり、管路施設における維持管理のうち最も重要な業務である。また、TVカメラ調査等を実施する前に、壁面の付着物を高圧洗浄等で除去することでもある。
管内TVカメラ調査(かんないてれびかめらちょうさ)
管内TVカメラ調査は自走式または押し込み式の管路内調査用TVカメラを使用し、調査員が目視することができない管路内の性状を把握することが目的であり、管路施設の機能を適正に維持するために必要な調査方法である。TVカメラ調査を行う管路の管径は原則として150~800 mmだが、水流量が多い場合や危険ガスが予想される場合など、調査員が管路内に入ることができない場合にもTVカメラによって調査することがある。